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初めてのベビー服準備、いつから始める?迷わないための基礎知識とステップ

Tags: ベビー服, 準備, 新生児, 育児用品, マタニティ

初めての赤ちゃんを迎えるにあたり、様々な準備が必要になります。その中でも「ベビー服」の準備は、赤ちゃんのサイズや成長のスピード、季節なども考慮する必要があり、何から手をつければ良いのか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、初めてのパパ・ママがベビー服を準備する際に知っておきたい基礎知識と、具体的なステップを分かりやすく解説します。この記事を通して、ベビー服準備の不安が少しでも和らぎ、安心して進めることができるよう、お手伝いできれば幸いです。

ベビー服の準備はいつから始めるのが良いか

ベビー服の準備を始めるのに最適な時期は、一般的に妊娠中期から後期にかけてと言われています。妊娠7ヶ月頃(24週〜27週)に入ると、赤ちゃんの性別が分かったり、お腹の大きさが目立ってきたりと、具体的な出産・育児のイメージが湧きやすくなります。この時期から少しずつ情報収集を始めたり、買い揃えたりする方が多いようです。

ただし、体調には個人差がありますので、無理のない範囲で、体調が良いときに進めることが大切です。焦る必要はありません。

新生児期のベビー服の種類と役割

新生児期(生後28日まで)に主に必要となるベビー服には、いくつかの種類があります。それぞれの役割を知っておくと、必要なものを揃えやすくなります。

最初は短肌着とコンビ肌着(または長肌着)を基本に準備し、必要に応じてツーウェイオールなどを揃えるのが一般的です。

サイズ選びのポイントと必要な枚数の目安

新生児の平均的な身長は50cm前後です。ベビー服のサイズは通常、身長を目安に選びます。新生児期は「50-60cm」のサイズが主流となります。

ただし、赤ちゃんの成長スピードには個人差があり、あっという間にサイズアウトしてしまうことも少なくありません。最初から大量に用意するのではなく、まずは必要最低限の枚数を揃え、赤ちゃんの成長に合わせて買い足していくことをお勧めします。

季節や洗濯頻度によって必要な枚数は変わりますが、一般的に肌着各種は5~6枚ずつ、ツーウェイオールなどのウェアは3~5枚程度あると安心と言われています。これはあくまで目安として参考にしてください。

ベビー服準備の具体的なステップ

  1. 必要なものをリストアップする: 上記で紹介した種類や目安の枚数を参考に、リストを作成してみましょう。季節に合わせて必要なウェアの種類も検討します。
  2. 購入する: お店やオンラインショップでリストアップしたものを購入します。セール時期などを活用するのも良いかもしれません。お祝いなどでいただくこともありますので、すぐに全てを揃えずに様子を見るのも一つの方法です。
  3. 水通しを行う: 赤ちゃんのデリケートな肌のために、新しいベビー服は一度洗濯すること(水通し)をお勧めします。製造過程で付着した可能性のある糊や汚れを落とし、吸水性を良くする効果があります。

水通しの方法

水通しは、洗剤を使わずに水だけで行うのが基本です。洗濯機を使用する場合は、洗剤投入口には何も入れず、「標準コース」や「ベビー・赤ちゃんコース」などで洗濯槽をきれいにした後に、ベビー服を洗濯ネットに入れて洗います。手洗いする場合は、ベビー服を水につけて優しく押し洗いし、しっかりとすすぎます。干す際は、直射日光を避けて風通しの良い場所で干すのが良いでしょう。

季節に合わせたベビー服の選び方

洗濯洗剤について

赤ちゃんの衣類は、大人のものとは分けて洗うか、赤ちゃん用の洗剤を使用することをお勧めします。赤ちゃん用洗剤は、蛍光増白剤や漂白剤、香料などが無添加、あるいは控えめに作られているものが多いです。これも赤ちゃんの肌を守るための大切なステップとなります。

まとめ

初めてのベビー服準備は、その種類の多さやサイズ選びなど、戸惑うことも多いかもしれません。しかし、焦らずに、まずは基本的な種類や必要枚数の目安を知ることから始めてみてください。体調の良いときに少しずつ準備を進め、分からないことは夫婦で話し合ったり、両親や経験者に相談したりしながら進めていきましょう。

ベビー服を選ぶ時間は、赤ちゃんが生まれてくることへの期待が膨らむ、楽しい時間でもあります。準備を通して、新しい家族を迎える実感を夫婦で一緒に感じていただけたら嬉しく思います。